作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 交通行動の中止を考慮した災害時の道路途絶の影響算定-有珠山噴火を対象として- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 北海道開発土木研究所月報 第622号 |
発表年月日 | 2005/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地交通チーム | 高橋 尚人(TAKAHASHI Naoto) |
北海道大学大学院工学 研究科 都市環境工学専攻 交通システム工学講座 助手 | 内田 賢悦(UCHIDA Kenetsu) |
寒地交通チーム | 浅野 基樹(ASANO Motoki) |
北海道大学大学院工学 研究科 都市環境工学専攻 交通システム工学講座 教授 | 加賀屋 誠一(KAGAYA Seiichi) |
抄録 |
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本研究では、 ユーザーコストの定量化を念頭に置いて構築された災害時の交通行動ネットワークモデルを用いて有珠山噴火の道路途絶による影響を算定した。 このモデルは、旅行時間の増大によって交通行動を中止する場合を考慮することで、 道路途絶に伴う旅行時間費用の増大による損失と、 交通行動の中止による機会損失を同時に推計可能である。 また、 交通行動を中止して代替行動をとる場合、 旅行時間をある割合でロスすると考えられるが、 そのロスを表現することで、 交通行動を中止する道路利用者の割合とその機会損失、 さらに交通行動を継続する道路利用者の旅行時間費用の損失の変化もシミュレーション可能である。 交通行動の中止によって旅行時間を全てロスすると仮定した場合、 交通行動を中止する交通は4,900 (台/日)、 機会損失は0.32 (億円/日)、 旅行時間損失は0.58 (億円/日) と算定された。 |
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