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 各種緩衝材を設置した場合のトンネル坑口部に対する落石挙動解析について

作成年度 2005年度
論文名 各種緩衝材を設置した場合のトンネル坑口部に対する落石挙動解析について
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 北海道開発土木研究所月報 第634号
発表年月日 2006/03/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
構造研究室今野 久志(KONNO Hisashi)
構造研究室岡田 慎哉(OKADA Shinya)
構造研究室石川 博之(ISHIKAWA Hiroyuki)
抄録
本研究では、トンネル坑口覆工上に緩衝工を設置した場合の緩衝効果を把握することを目的に、緩衝工として敷砂と三層緩衝構造を用いた場合の三次元弾塑性衝撃応答解析を実施し、伝達衝撃力や動的応答特性を考慮した断面力について比較検討を行った。また、落石作用位置を道路縦断方向の天端中央と端部とした場合のトンネル坑口部の衝撃挙動への影響についても検討を行った。  その結果、1)トンネル坑口部に三層緩衝構造を設置する場合には、敷砂を設置する場合に比べ断面力が載荷点近傍で 1/2 ~ 1/5 程度に低減可能である。 2)三層緩衝構造を用いる場合には、1 ブロックの道路軸方向中央載荷時と端部載荷における応答値に有意な差が生じない。 3)アーチ形状の覆工の場合には、曲げモーメントと軸力の最大応答がほぼ同時刻に発生することから、任意点における設計用部材断面力値は最大断面力の包絡線を用いて容易に算定可能であることが明らかとなった。
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