作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | メタン発酵施設のエネルギー収支と光熱費に与える気温の影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 北海道開発土木研究所月報 第634号 |
発表年月日 | 2006/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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農業土木研究室 | 中山 博敬(NAKAYAMA Hiroyuki) |
農業土木研究室 | 中村 和正(NAKAMURA Kazumasa) |
農業土木研究室 | 大深 正德(OFUKA Masanori) |
抄録 |
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200頭の乳牛のふん尿をスラリーで受け入れる共同利用型バイオガスプラントを想定したシミュレーションで、年間のエネルギー収支と光熱費に与える気温の影響を検討した。北海道東部の湧別町での16カ年分の毎時の気温を用いたシミュレーションの結果、プラントで必要なエネルギーのうち、バイオガスによりまかなうことができた割合は、最も高い年で7.0%、最も低い年で93.9%であった。 また、光熱費は最大351千円(電気236千円、重油115千円)、最小259千円(電気218千円、重油41千円)、平均300千円(電気226千円、重油74千円)であり、10月から3月までの平均気温と相関が高かった。 それゆえ、バイオガスプラントの計画段階での経営収支の検討において光熱費を推定する場合には 、秋冬期の平均気温が低い年を対象年として選択することが必要である。 |
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