作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 有機ハイドライドを用いた水素供給および燃料電池運転特性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第648号 |
発表年月日 | 2007/05/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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特別研究監付 水素地域利用ユニット | 主藤 祐功(SHUDO Yukoh) |
特別研究監付 水素地域利用ユニット | 大久保 天(OHKUBO Takashi) |
寒地農業基盤研究グループ長・特別研究監(併任) | 秀島 好昭(HIDESHIMA Yoshiaki ) |
電制 研究開発室 室長 | 須貝 保徳(SUGAI Yasunori ) |
㈱電制 事業本部 新エネグループ グループリーダー | 櫻元 正(SAKURAMOTO Masashi ) |
㈱電制 事業本部 新エネグループ | 黒澤 誠(KUROSAWA Makoto ) |
㈱フレイン・エナジー マーケティンググループ | 田邉 克守(TANABE Katsumori ) |
抄録 |
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有機ハイドライドプロセスは芳香族炭化水素に水素を付加して貯蔵し、脱水素反応で発生した水素 を燃料電池等に供給する方法である。本研究ではメチルシクロヘキサンの脱水素性能の向上を図るた め、脱水素触媒温度の最適化試験を行うとともに、一般家庭と酪農施設の電力負荷を模擬した燃料電 池発電試験を行った。その結果、メチルシクロヘキサンの転化率と水素発生速度は触媒加熱温度の上 昇に伴い増加し、転化率は325℃で約82%まで達した。また、300℃以上で副生成物として微量のベン ゼン、メタン及びエタンが検出されたが、回収トルエンのリサイクル利用を考慮し、ベンゼン生成量 が少なく、70%の転化率が得られる300℃を最適温度とした。さらに、本燃料電池システムにおいて は負荷変動に対する水素供給の応答性や燃料電池発電の追従性が良好であることを確認し、電力負荷 1kW 当りの水素消費速度はほぼ1N㎥/h であることを明らかにした。 |
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