作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 凍害を受けたコンクリートの評価手法に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報第649号 |
発表年月日 | 2007/06/10 ~ 2006/06/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake ) |
耐寒材料チーム | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio ) |
耐寒材料チーム | 林田 宏(HAYASHIDA Hiroshi ) |
耐寒材料チーム | 草間 祥吾(KUSAMA Shogo) |
抄録 |
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本研究は、コンクリート構造物の凍害に対する耐久性の照査・設計法の確立に向け、凍害劣化の定 量的な評価手法を開発、提案することを目的としている。現在、凍害を受けたコンクリート構造物の 劣化度合を定量的に表す指標はなく、コンクリート標準示方書では、凍害深さをもって凍害劣化のグ レードを判定する概念が解説されているが、コンクリート構造物の要求性能に及ぼす凍害の影響の評 価については具体的な考え方が明確になっていない。凍害の劣化度合は、凍害によって発生するひび われの密度(本数)、幅、深さなどが大きく影響すると考えられる。そこで、本研究では、これらの 検討の一環として、ひびわれ密度に着目し、耐久性の検討に必要な圧縮強度、塩化物イオン拡散係数、 鉄筋付着応力度に及ぼすひびわれ密度の影響について実験的に調べた。その結果、ひびわれ密度とこ れら物性値は非常に良い相関を示し、ひびわれは合理的な評価の一指標になり得る可能性が示された。 |
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