作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 乳牛ふん尿スラリーからのアンモニア揮散フラックスの推定式 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第650号 |
発表年月日 | 2007/07/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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資源保全チーム(前 農業土木研究室主任研究員) | 中山 博敬(NAKAYAMA Hiroyuki) |
水利基盤チーム | 中村 和正(NAKAMURA Kazumasa) |
抄録 |
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乳牛ふん尿スラリーからのアンモニア揮散フラックスF (g/ha/h)に対するスラリーの温度(t ℃)、 アンモニア性窒素濃度c (㎎/ ㎏)、スラリー液面直上の気相のアンモニア濃度a (ppm)の影響につい て、チャンバーを用いた室内試験で検討した。このチャンバーは内部温度を制御できる。また、チャ ンバー内へ流入する通気量を調節することと、プロペラを用いて内部気相を撹拌することで、チャン バー内の気相のアンモニア濃度を制御できる。供試スラリーは、フリーストール牛舎の地下貯留槽か ら採取し、濃度を原液,2倍希釈、3倍希釈の3種に調整した。チャンバー内温度は10~25℃の範囲 で4段階に切り替えた。液面からの揮散量は、通気に伴う排出空気の量とそのアンモニア濃度の積で 算出した。 その結果、今回の実験で制御したa <100ppm の範囲であれば、気相のアンモニア濃度はアンモニ ア揮散フラックスに影響せず、F =(0.31t -1.37)× c が適用できることがわかった。 |
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