国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 杭付形式RC落石防護擁壁の耐衝撃性能に関する実験的検討

作成年度 2007年度
論文名 杭付形式RC落石防護擁壁の耐衝撃性能に関する実験的検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第655号
発表年月日 2007/12/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地構造チーム今野 久志(KONNO Hisashi)
寒地構造チーム石川 博之(ISHIKAWA Hiroyuki)
寒地構造チーム岡田 慎哉(OKADA Shinya)
北海道開発局函館開発建設部八雲道路事務所維持課維持補修係下村 周史(SHIMOMURA Hiroshi)
抄録
本研究では、道路沿いに設置される道路防災施設の新たな工法として、斜面法尻の掘削を最小限と し、基礎杭を擁壁内まで立ち上げ、フーチングを設けずに土留壁勾配を垂直として基礎杭頭部を鉄筋 コンクリート構造で結合する杭付落石防護擁壁を提案し、二層緩衝構造を併用した場合の耐衝撃挙動 を把握することを目的に、重錘衝突実験を実施した。その結果、二層緩衝構造を設置した杭付落石防 護擁壁は、杭の一部が塑性化するような落石エネルギーに対しても残留変位量は小さく、落石エネル ギーの吸収性能に優れた工法であることが明らかとなった。
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