作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 不等流を遡上する波状性段波に関する水理実験とその数値計算 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第658号 |
発表年月日 | 2008/03/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 安田 浩保(YASUDA Hiroyasu ) |
抄録 |
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2003 年9 月に発生した十勝沖地震津波は複数の河川へ浸入し、これを契機にその危険性が強く認 識されるようになった。また、北海道沿岸は500 年周期の巨大地震津波が生じると10m を超える津 波に襲われるとの被害想定が中央防災会議より示された。このような状況にありながら、河川を遡上 する津波の水理学的性質や予測手法に関する学術的知見の蓄積は乏しい。本研究では、不等流場を遡 る波状性段波に関する水理実験を実施してその形成に伴う水位上昇の規模を把握することを試みる とともに、実用に資する同現象に適した1 次元数値計算法について検討した。その結果、静水かつ水 平床において形成された波状段波の水位上昇と同様に伝播に伴い最大で2 倍程度までの段波波高の 増幅が生じることが明らかにされた。また、非静水圧効果を導入した支配方程式を導入することで実 験値を5%程度の誤差の範囲で再現できることが示された。 |
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