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 道内河川水質の地域による傾向と経年変化

作成年度 2008年度
論文名 道内河川水質の地域による傾向と経年変化
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第659号
発表年月日 2008/04/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
水環境保全チーム赤岩 孝志(Takashi AKAIWA)
水環境保全チーム山下 彰司(Shoji YAMASHITA)
抄録
北海道は積雪寒冷地域であり、広大な森林域の他、大規模な畑作・酪農地を有するなど、特徴的な土地利用を示している。このことから、北海道内の各河川の水質も特徴的な挙動を示すと考えられる。そこで、近年までの道内各河川の水質・水文データを収集し、水質成分の流出傾向の経年的な推移をL-Q 式を用いて整理した。さらに、積雪寒冷地に特有の融雪出水が年間の水質成分の流出挙動に及ぼす影響についても整理した。その結果、北海道では、BOD 等の点源由来と考えられる負荷は近年抑制されているが、COD 等の自然の面源由来と考えられる負荷は大きく変化していなかった。また、融雪出水の影響においても、同じ寒冷地でも気象条件の差異によって全く異なる傾向を示した。
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