国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 PVA 短繊維混入コンクリートの部分使用によるRC 梁の耐衝撃性向上効果

作成年度 2008年度
論文名 PVA 短繊維混入コンクリートの部分使用によるRC 梁の耐衝撃性向上効果
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第660号
発表年月日 2008/05/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
室蘭工業大学工学部 建設システム工学科(前 耐寒材料チーム)栗橋 祐介(Yusuke KURIHASHI)
耐寒材料チーム田口 史雄(Fumio TAGUCHI)
室蘭工業大学工学部 建設システム工学科岸 徳光(Norimitsu KISHI)
三井住友建設技術研究所 土木研究開発部 土木 PC 構造研究グループ長三上 浩(Hiroshi MIKAMI)
抄録
衝撃的外力を受ける鉄筋コンクリート(RC)構造物のかぶりコンクリートの剥落を効率的に抑制することを目的に、PVA 短繊維を混入したコンクリートをRC 部材下縁部に部分的に使用する工法を提案し、その適用性を実験的に検討した。本研究では、短繊維混入コンクリートを下縁部に部分使用したせん断破壊型RC 梁の静的および衝撃荷重載荷実験を実施した。その結果、PVA 短繊維混入コンクリートをRC 梁の下縁部に部分使用することにより、かぶりコンクリートの剥落が効率的に抑制され、RC 梁の耐衝撃性が2倍以上向上することが明らかになった。
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