作成年度 | 2008年度 |
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論文名 | 1次元不定流混合粒経河床変動計算におけるマニングの粗度係数と交換層厚の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第662号 |
発表年月日 | 2008/07/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 吉川 泰弘(Yasuhiro YOSHIKAWA) |
北見工業大学工学部 社会環境工学科 | 渡邊 康玄(Yasuharu WATANABE) |
抄録 |
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河川の計画断面を策定する際には、事前に長期的な河床変動を予測しておく必要がある。本研究の目的は、河床変動の予測手法として時間を多く要せずに長期的な計算が可能でありかつ汎用性が高い、複断面河道の1 次元不定流混合粒径河床変動計算モデルを構築し、北海道札幌市を流れる豊平川を対象として数理モデルの妥当性の確認および計算結果に大きな影響を与えるマニングの粗度係数と交換層厚の設定に関する検討を行う事である。本研究の結果として、構築した数理モデルはマニングの粗度係数および交換層厚を適切に与える事により、短期的な洪水のみならず長期間の平常時を経た後に起こる洪水の最大水位と出水後の河床変動を再現する事が可能となり、モデルの妥当性を確認した。短期間の計算結果から、マニングの粗度係数は一定値で与えるよりも河床形態に応じた値を与えた方が痕跡水位および河床高の再現性が良く、長期間の計算結果から、交換層厚は河床の粒径で与えるよりも無次元せん断力に応じた値を与えた方が痕跡水位の再現性が良い事を示した。 |
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