作成年度 | 2008年度 |
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論文名 | 河川形態の違いによるサクラマスの越冬環境 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第664号 |
発表年月日 | 2008/09/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境保全チーム | 森田 茂雄(Shigeo MORITA) |
水環境保全チーム | 桑原 誠(Makoto KUWAHAWA) |
水環境保全チーム | 山下 彰司(Shouji YAMASITA) |
寒地技術推進室道南支所 | 山田 孝治(Kouji YAMADA) |
抄録 |
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積雪寒冷地域における魚の生息環境を考える場合、越冬場所の保全、創出は非常に重要な問題である。河川性サケ科魚類のサクラマスは、河川渓流域に遡上し産卵する。その後、約1年間以上は河川生活を送るため、他のサケ科魚類に比べ、河川環境に影響を受けやすい魚種である。本研究では、河川形態の違いによる越冬場所の特徴を整理した。さらに、河道内における河川物理環境とサクラマスの越冬環境との関係について考察した。その結果、河川形態の異なる下流域と中上流域では、越冬場所の特徴が異なることを明らかにした。河川物理環境における相対流速と生息密度の関係においては、この値が小さくなるに伴い、生息密度が増加することを明らかにした。また、カバーと生息密度の関係においては、流速の低減効果を伴うカバーについては、生息密度が大幅に増加することを明らかにした。 |
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