国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 再生粗骨材の簡易塩分評価手法に関する検討

作成年度 2008年度
論文名 再生粗骨材の簡易塩分評価手法に関する検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第669号
発表年月日 2009/02/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
耐寒材料チーム下谷 裕司(Yuji SHITAYA)
耐寒材料チーム吉田 行(Susumu YOSHIDA)
耐寒材料チーム田口 史雄(Fumio TAGUCHI)
抄録
2005年から2007年にかけてコンクリート用再生骨材に関する日本工業規格(JIS)が制定され、今後その需要が拡大していく状況下にある。これに伴い、コンクリート用再生骨材の効率的な品質管理が重要となるが特に再生骨材の塩化物濃度の検査には各種薬品や試験装置等が必要となることから、現場等で簡易に塩化物濃度の検査が出来る手法の開発が求められている。そこで、本研究においては、再生粗骨材中の塩化物を効率的に抽出し、抽出した塩化物の定量に試験紙タイプの塩化物濃度測定計を用いる簡易手法の適用性について検討を実施した。この結果、簡易手法で求めた塩化物濃度より、再生骨材の塩化物濃度の管理指標である全塩化物濃度を推定でき、現場等における再生粗骨材の塩化物濃度の簡易評価手法として応用できることが明らかとなった。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.