国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 地下水位変動によるササ植生の活性度への影響

作成年度 2009年度
論文名 地下水位変動によるササ植生の活性度への影響
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第672号
発表年月日 2009/05/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
北海道開発局石狩川開発建設部 夕張シューパロダム 総合建設事業所 堰堤班第1堰堤係 (前 水環境保全チーム)赤岩 孝志(Takashi AKAIWA)
寒地河川チーム (前 水環境保全チーム)村上 泰啓(Yasuhiro MURAKAMI)
水環境保全チーム山下 彰司(Shoji YAMASHITA)
抄録
北海道は日本の湿原の総面積のうち60%以上を有している。中でも北海道北部に位置するサロベツ湿原は貴重な高層湿原を内包し、多様な動植物の生息域となっている。しかし近年、湿原周辺の開発や水文環境の変化等によって湿原域の乾燥化が進んだことでササ植生が侵入し、貴重な湿原環境が失われる懸念が生じている。そこで本研究では、排水路の堰上げにより地下水位が変化したササ地領域の活性度の変化と、ササ植生のすきとりを行った後、湿原植生がどのように復元するかといった調査を通じて、地下水位のコントロールによる湿原域の自然環境の保全・復元技術の開発可能性について基礎的検討を行う。
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