作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | 郊外部2車線道路の追越実態を踏まえた安全な道路構造に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第674号 |
発表年月日 | 2009/07/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地交通チーム | 武本 東(Azuma TAKEMOTO) |
寒地交通チーム | 宗広 一徳(Kazunori MUNEHIRO) |
寒地交通チーム | 高橋 尚人(Naoto TAKAHASHI) |
寒地交通チーム | 葛西 聡(Satoshi KASAI) |
抄録 |
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北海道は、都市間を結ぶ郊外部の一般国道の大半が往復2車線道路であり、ここにおいては、低速車両の混在に伴う追従走行の長時間化により、対向車線を走行する追越挙動が多く発生し、追越時の死亡事故率が高いことが課題となっている。本研究では、北海道郊外部の往復2車線道路における追越挙動に関する実測調査を一般国道275号新十津川町で行い、路面状態(乾燥・圧雪) の違いによる追越実態の変化を調査した。その結果、夏期は、平均で毎時約30台の追越挙動が観測されたが、冬期は、路面状態の影響により、追越挙動が観測されない時間帯が多かった。さらに、夏期冬期ともに、対向車線の交通密度の増加とともに追越車両割合が減少する傾向を確認できた。この結果を踏まえて、往復2車線道路において一定の追越機会を確保するため、積雪寒冷地における付加追越車線や「2+1車線」道路の有用性について検討し、これらの道路構造が必要な交通条件について試算した。 |
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