国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 ケイ酸塩系表面含浸材によるコンクリートの品質向上効果の基礎的評価

作成年度 2009年度
論文名 ケイ酸塩系表面含浸材によるコンクリートの品質向上効果の基礎的評価
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第675号
発表年月日 2009/08/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
耐寒材料チーム遠藤 裕丈(Hirotake ENDOH)
耐寒材料チーム田口 史雄(Fumio TAGUCHI)
耐寒材料チーム吉田 行(Susumu YOSHIDA)
抄録
コンクリートの耐久性を向上させることを目的に使用される表面含浸材は、吸水抑制機能を付与するシラン系と、コンクリート組織の固化を促すケイ酸塩系に大別される。シラン系については、コンクリートの品質改善効果についての検証例が多く、実用段階にある。しかし、ケイ酸塩系については定量的な品質改善効果の検証例が少なく、適用性が確認されていない。そこで、ケイ酸塩系表面含浸材がコンクリートの品質改善にもたらす効果について、弾性係数の増進および耐凍害性の向上に着目して実験的な評価を行った。その結果、ケイ酸塩系表面含浸材は微細ひび割れの発生によって低下したコンクリートの弾性係数を回復させる材料として有効であることが確認された。
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