国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 速度抑制対策としての横断ランブルストリップスの適用可能性の検討

作成年度 2009年度
論文名 速度抑制対策としての横断ランブルストリップスの適用可能性の検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第677号
発表年月日 2009/10/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地交通チーム武本 東(Azuma TAKEMOTO)
寒地交通チーム平澤 匡介(Masayuki HIRASAWA)
寒地交通チーム葛西 聡(Satoshi KASAI)
寒地道路研究グループ長浅野 基樹(Motoki ASANO)
抄録
本研究は、車道横断方向に一定の深さに切削した凹型溝を車線に沿って複数施工することにより、カーブ手前を走行中の車両に対し速度抑制や注意喚起を促す対策の適用可能性を検討することを目的とする。本工法は、横断ランブルストリップスとして既に諸外国で導入されており、除雪作業の影響が少ないことから、我が国においては特に積雪寒冷地での適用が有効であると考えられる。そこで、走行車両に危険を与えない範囲で、速度抑制効果や注意喚起効果がある適切な規格を把握するため、車内騒音・振動の測定、被験者を用いた走行実験を行った。その結果、凹型溝の深さが9㎜、切削幅が35㎝の規格が、運転者に伝わる騒音・振動が最も大きく、かつ事故対策として設置を望む被験者の割合が最も高いことが分かった。また、凹型溝の設置本数を増やすことにより、実道設置を望む運転者の割合が高くなる可能性があることを確認できた。
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