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 遠心力模型実験と2次元極限平衡解析による岩盤斜面崩落の簡易安定度評価法の研究

作成年度 2009年度
論文名 遠心力模型実験と2次元極限平衡解析による岩盤斜面崩落の簡易安定度評価法の研究
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第679号
発表年月日 2009/12/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災地質チーム日下部 祐基(Yuki KUSAKABE)
防災地質チーム伊東 佳彦(Yoshihiko ITO)
寒地構造チーム  表 真也(Shinya OMOTE)
豊橋技術科学大学建設工学系教授三浦 均也(Kinya MIURA)
抄録
亀裂の少ない岩盤斜面の安定性を簡便に評価する方法として、遠心力模型実験結果を用いて2次元極限平衡解析による評価法を検討した。その結果、まず岩盤斜面の安定係数Nsを、対象岩体の厚さB、背面亀裂先端から斜面下部までの鉛直高さHc、背面亀裂の先端位置を基準として進展亀裂面が出現する位置までの水平距離Lとして、対象岩体の高さHとの比を用い、形状補正係数をψ=0.4として2次元極限平衡解析により求める。次に、対象岩体の引張強さσt、単位体積重量γを岩石試験などから求めて、安全率Fsを計算する方法を提案した。さらに簡単に安全率を評価する方法として、Nsの代用として簡易安定係数Nsaから、安全率Fsを評価する方法を提案した。
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