国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 収縮低減剤の使用による短繊維混入吹付けコンクリートのひび割れ抵抗性向上効果

作成年度 2009年度
論文名 収縮低減剤の使用による短繊維混入吹付けコンクリートのひび割れ抵抗性向上効果
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第681号
発表年月日 2010/02/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
耐寒材料チーム安達 優(Yutaka ADACHI)
耐寒材料チーム田口 史雄(Fumio TAGUCHI)
室蘭工業大学大学院工学研究科くらし環境系領域講師栗橋 祐介(Yusuke KURIHASHI)
抄録
本研究では、ポリビニルアルコール(PVA)短繊維を混入した吹付けコンクリートのひび割れ抵抗性の改善のため、収縮低減剤を使用した場合のコンクリートの長さ変化試験のほか、施工性試験、力学特性試験および凍結融解抵抗性試験等を実施した。その結果、収縮低減剤を単位セメント量の2%使用することにより、短繊維混入吹付けコンクリートの収縮量を30%程度低減可能であることと、収縮低減剤への使用が施工性、力学特性および凍結融解抵抗性に及ぼす影響は比較的軽微であり、本コンクリートのひび割れ抵抗性向上方法として、収縮低減剤の使用が有用であることが明らかとなった。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.