作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | オーバーハングを有する岩盤斜面の安定性評価のための3次元極限平衡解析ソフトの開発 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第681号 |
発表年月日 | 2010/02/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 日下部 祐基(Yuki KUSAKABE) |
防災地質チーム | 伊東 佳彦(Yoshihiko ITO) |
寒地構造チーム | 表 真也(Shin-ya OMOTE) |
豊橋技術科学大学建設工学系教授 | 三浦 均也(Kin-ya MIURA) |
抄録 |
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オーバーハングを有する岩盤斜面安定性を評価する方法として、遠心力模型実験結果をもとにした3次元極限平衡解析による方法を検討した。3次元極限平衡解析では、崩落面の決定方法として、背面亀裂に近似した模型切欠き両端と評価岩体表面の任意点を通る面とした方法(想定亀裂面法)と、3次元の崩落危険岩体を分割したときの分割断面毎に切欠き先端から発生する亀裂の進展角度を変化させる方法(最小亀裂角法)の2つの方法で検討を行った。その結果、最小亀裂角法のほうが想定亀裂面法より高い相関が得られた。しかし、両評価法の評価精度を考慮すると、斜面を安全側に評価するためには、両評価法で検討を行い安全率が小さく算出される方を採用することが妥当と考えた。これらの結果をもとに、オーバーハングを有する岩盤斜面の安定性評価のための3次元極限平衡解析ソフトを開発した。 |
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