作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | 十勝川千代田実験水路における水路内縦断堤を用いた越水破堤実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第682号 |
発表年月日 | 2010/03/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 島田 友典(Tomonori SHIMADA) |
水環境保全チーム | 横山 洋(Hiroshi YOKOYAMA) |
寒地河川チーム | 平井 康幸(Yasuyuki HIRAI) |
北海道開発局帯広開発建設部治水課長 | 辻 珠希(Tamaki TSUJI) |
抄録 |
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越水破堤に関する研究は実スケールでの3 次元的な越水破堤(堤外河川の流れを考慮した横越流)のメカニズムが未解明である。これを明らかにすることは防災上、また今後の越水破堤に関する研究発展のためにも非常に重要である.2009 年に千代田実験水路内に堤防を造成して、2 種類の土質を用いて3 次元越水破堤実験を行った。実験結果より次のことが明らかとなった。越水開始後、破堤拡幅が始まるのは、堤体断面の大半が崩壊する以降である。堤体土質に細粒分が多く含まれる場合、越水から破堤が拡幅するまでの時間は長くなる。堤体に砂礫が多く含まれる場合、堤体上部がある程度拡幅した後に堤体下部が拡幅といったことを繰り返しながら、破堤拡幅が進行していく。それに対し堤体に細粒分が多く含まれる場合、堤体の上部下部が同時に崩壊し、破堤拡幅が進行していく。 |
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