作成年度 | 2010年度 |
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論文名 | 積雪寒冷地の空港における冬期路面対策に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第683号 |
発表年月日 | 2010/04/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地道路保全チーム | 安倍 隆二(Ryuji ABE) |
寒地道路保全チーム | 熊谷 政行(Masayuki KUMAGAI) |
寒地技術推進室道東支所 | 牧野 昌史(Masashi MAKINO) |
北海道開発局港湾空港部空港課空港第1係長 | 水上 一生(Kazuo MIZUKAMI) |
抄録 |
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積雪寒冷地の空港では、冬期間において雪氷等による滑走路のすべり摩擦係数の低下により、航空 機が着陸できない状況が発生し、利用者の利便性を低下させている。滑走路のすべり摩擦抵抗の改善 を目的に、舗装表面が粗面である機能性SMA に着目し、滑走路用の表層用混合物としての適用性に ついて室内試験や試験施工を行い検討した。その結果、路面状態がシャーベット状であるスラッシュ やブラックアイス時に機能性SMA の適用によるすべり摩擦係数の改善効果が見られた。また、積雪 寒冷地特有の凍結融解や耐久性等を評価する室内試験においても、機能性SMA は空港用の標準表層 混合物である密粒度アスコン(20F)と比較し、同等以上の性能を有し、空港舗装における冬期路面対 策の一手法として、効果があることが確認された。 |
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