作成年度 | 2010年度 |
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論文名 | 寒冷気候を利用した高含水比土の改良法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第685号 |
発表年月日 | 2010/06/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 佐藤 厚子(Atsuko SATO) |
北見工業大学工学部社会環境工学科教授 | 鈴木 輝之(Teruyuki SUZUKI) |
寒地地盤チーム | 西本 聡(Satoshi NISHIMOTO) |
北見工業大学工学部社会環境工学科助教 | 中村 大(Dai NKAMURA) |
抄録 |
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建設工事で発生する高含水比土の有効利用の推進を目的として、寒冷気候下で起きる凍結脱水現象を利用した改良実験を行った。地盤が地表面から冷やされて下方に凍結していき凍上現象が発生するとき、未凍土中の水分が上部に移動していく。このため、凍結した部分は移動してきた水分により高含水状態になるが、水分が移動した未凍結部分は含水比が低下する。この原理を利用して高含水比土の水分を低下させることができれば、低コストの改良が可能となる。本研究では、室内実験において凍結による含水比低下の可能性を確認し、屋外実験で冬期間の地盤中の温度と含水比の変化を測定した。その結果、凍結を利用して高含水不良土の改良が可能であることが確認できた。また、凍結面から15~20cm下の改良が効果的であること、さらに、屋外土槽に投入した土の含水比が、凍結期を挟んだ1年間を経過することによって、300%から150%程度にまで低下するなどの結果が得られた。 |
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