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 河川結氷時における流量推定手法の開発と本手法の現場への適用

作成年度 2010年度
論文名 河川結氷時における流量推定手法の開発と本手法の現場への適用
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第689号
発表年月日 2010/10/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地河川チーム吉川 泰弘(Yasuhiro YOSHIKAWA)
北見工業大学工学部社会環境工学科教授渡邊 康玄(Yasuharu WATANABE)
北見工業大学工学部社会環境工学科准教授早川 博(Hiroshi HAYAKAWA)
寒地河川チーム平井 康幸(Yasuyuki HIRAI)
抄録
河川結氷時の流量は、年間の渇水流量(年間を通じて355日はこれを下回らない流量)を記録することが多く、年間を通した水資源計画を策定する際には重要な資料となる。本研究の目的は、河川結氷時流量推定手法を開発することである。本研究では、天塩川において詳細な現地観測を実施し、これらの観測データを用いて、河川結氷時における流水面積、径深、流速係数、エネルギー勾配を推定する手法を示した。結氷時の流量については、流量面積Ao、川幅Bw、C値を用いて推定する新たな手法を開発した。本手法は現行の観測資料のみで流量を推定することが可能であり、推定した流量の精度は、今回の観測結果から±20%誤差内に全36データの内、92%が入る精度であることを示した。
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