作成年度 | 2010年度 |
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論文名 | コンクリートの凍害劣化の簡易診断技術に関する基礎的研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第690号 |
発表年月日 | 2010/11/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 遠藤 裕丈(未記入) |
耐寒材料チーム | 田口 史雄(未記入) |
耐寒材料チーム | 林田 宏(未記入) |
抄録 |
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凍害は、寒冷地のコンクリート構造物が受けやすい代表的な被害の一つであり、部材の耐久性の低 下が懸念される。一般に、コンクリート構造物の凍害劣化の診断では、凍害が疑われる箇所からコア を採取し、コア内部の超音波伝播速度の分布を調べることで凍害劣化深さおよび劣化程度の評価が行 われる。しかし、コア採取は、コンクリート部材や鉄筋の損傷を引き起こす可能性があり、また、広 範囲に亘って調査を行う場合は多大な時間と労力を要する等の課題を有している。そこで、本研究で は、通常の日常管理の範囲で簡便かつ迅速に凍害の程度を非破壊で診断できる技術の確立を目指し、 表面からの劣化層の厚さを非破壊で推定できる表面走査法の凍害診断への応用を試みた。その結果、 表面走査法はコンクリートの耐凍害性能の低下範囲および保持されている範囲をある一定の精度で把 握する方法として有効であることが確認された。 |
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