作成年度 | 2011年度 |
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論文名 | 敷砂緩衝材の有無によるRC製ロックシェッド模型(2/5)の重錘落下衝撃実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第696号 |
発表年月日 | 2011/05/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 山口 悟(Satoru YAMAGUCHI) |
寒地構造チーム | 西 弘明(Hiroaki NISHI) |
寒地構造チーム | 今野 久志(Hisashi KONNO) |
国立大学法人室蘭工業大学大学院くらし環境系領域社会基盤ユニット教授 | 岸 徳光(Norimitsu KISHI) |
抄録 |
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現在、RC 製ロックシェッドの設計は許容応力度法により行われているが、過去の被災事例の検証や実験結果からRC 製ロックシェッドの設計耐力は終局限界耐力に対して非常に大きな安全率を有しているものと考えられる。このため、より合理的な設計を可能とする性能照査型設計法の確立が急務となっている。本研究では、性能照査型設計法の確立に向けた基礎資料の収集を目的に、RC 製ロックシェッドの縮尺模型を2体製作し、敷砂緩衝材の有無による条件下において、同一試験体に重錘を繰り返し落下させる重錘落下衝撃実験を実施した。本実験より、RC 製ロックシェッド模型の耐衝撃挙動に関して以下の結果が得られた。1)敷砂緩衝材を設置したRC 製ロックシェッドの中央部載荷時の最大重錘衝撃力は、落石径と敷砂厚を考慮(割増係数:α)し、かつラーメの定数をλ=1,000 kN/m2 としたHertz の接触理論に基づく振動便覧式により評価可能である。2)敷砂緩衝材を有する漸増繰り返し重錘落下衝撃実験の最終実験ケースにおける最大入力エネルギーは、許容応力度法による設計落石エネルギーの約17 倍であった。 |
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