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発表 道路における抑止杭の挙動と設計法

作成年度 1989年度
論文名 道路における抑止杭の挙動と設計法
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1990/01/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
室蘭開発建設部菅野 誠(SUGANO Makoto)
防災雪氷研究室黒川 国夫(KUROKAWA Kunio)
抄録
抑止杭の挙動観測を行った8カ所の解析結果を取りまとめ、従来の設計法の適合性や問題点を明らかにし、合理的な抑え杭設計法を提案した。[*]抑え杭、くさび杭の区分は、地すべり地形と杭の施工位置によって決定される。しかし、急な斜面に施工された杭は従来の区分と異なり、地すべり中部であっても抑え杭の挙動を示した。また、くさび杭の挙動を示す地形の特徴は移動層の厚さが十分で、地表面の勾配が緩やかである。[*]抑え杭は、門形ラーメン構造による計算が現地における挙動とよく合致した。今後、抑え杭の設計は千鳥配列、杭頭は剛結とし、門形ラーメン構造による計算が合理的である。[*]また、杭の必要抑止力は、従来から行われている簡便分割法によって精度よく算出できる。
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