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発表 吹雪時の結氷路面における安全速度

作成年度 1989年度
論文名 吹雪時の結氷路面における安全速度
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1990/01/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
道路部長竹内 政夫(TAKEUCHI Masao)
防災雪氷研究室石本 敬志(ISHIMOTO Keishi)
防災雪氷研究室福沢 義文(FUKUZAWA Yoshifumi)
防災雪氷研究室磯部 圭吾(ISOBE Keigo)
抄録
吹雪による視程障害時の安全速度を視程との関係から求めた。後続車の走行の指標となる吹雪時のテールランプ視認性は、視程100mでの夜間視認距離は約60mと短く、視程70m以下の吹雪で視認性が目立って悪化する傾向を示すことがわかった。ブレーキランプの日中視認距離は、視程60m以下の吹雪で実際には事故防止の指標とならない結果を得た。これらの結果と、走行状態におけるドライバーの視認特性および高さの違いによる視程差を考慮し視程と安全速度の関係を求めると、夜間、結氷路面を走行する場合、視程150~300mの吹雪の中をほぼ完全に走行できると考えられる速度は約40km/hであることが明らかとなった。
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