作成年度 | 1990年度 |
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論文名 | 凍結融解試験におけるコンクリートの劣化過程 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | セメント技術大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1990/05/16 ~ 1990/05/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料研究室 | 堺 孝司(SAKAI Koji) |
材料研究室 | 渡辺 宏(WATANABE Hiroshi) |
抄録 |
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水中急速凍結融解試験によるコンクリートの膨張収縮挙動を埋め込み型ひずみゲージを用いて調べた結果、この挙動はコンクリート中の水の凍結融解による膨張融解による膨張収縮がひずみと温度差による内部拘束ひずみに支配されるきわめて複雑なものであることが明らかとなった。すなわち、融解過程から凍結過程になると表面では温度差による内部拘束ひずみと凍結水による膨張が共に膨張ひずみとして生じ、このひずみの一部が残留ひずみとなり表面よりコンクリートを劣化させていく。また、凍結過程から融解過程に変わると、中心で凍結水による膨張と温度差による内部拘束ひずみが加わった大きな膨張ひずみが生じ、このことも、劣化の進行に寄与するものと思われる。 |
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