| 作成年度 | 1990年度 |
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| 論文名 | 日本の北部、北海道における化石的酸性硫酸塩土壌 |
| 論文名(和訳) | Fossil Acid Sulfate Soils in Hokkaido,Northern Japan |
| 論文副題 | |
| 発表会 | International Symposium ’Plant-Soil Interactions at Low pH’(低pH下における植物と土壌の相互作用国際シンポジウム) |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 1990/06/24 ~ 1990/06/29 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 土壌保全研究室 | 斉藤 万之助(SAITO Mannosuke) |
| 土壌保全研究室 | 沖田 良隆(OKITA Yoshitaka) |
| 土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
| 抄録 |
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| 一般に酸性硫酸塩土壌は現在の干拓地や低温地に生成し、硫酸により強酸性を示すか、あるいは強酸性となる土壌をさしている。しかし、北海道においては台地や丘陵地に存在する化石的酸性硫酸塩土壌が大規模な切土を伴う農業基盤整備の支障となっている。そこで、露頭調査から、化石的酸性硫酸塩土壌の分布と性状を調査した。1)化石的酸性硫酸塩土壌は地質時代の冲積層、洪積層、新第3紀層および古第3紀層から見い出された。2)熱水変性安山岩風化物は火山や温泉の近傍で見い出された。3)化石的酸性硫酸塩土壌の分布は局所的であり、また不均一であると考えられた。4)全ての化石的酸性硫酸塩土壌と熱水変性安山岩は含硫酸鉱物としてパイライトを含み数種の化石的酸性硫酸塩土壌はグレイジャイトも含有するようであった。 |
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