作成年度 | 1990年度 |
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論文名 | 補修・補強を施したPC橋の劣化および耐荷力 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1990/09/30 ~ 1990/10/02 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料研究室 | 小尾 稔(OBI Minoru) |
材料研究室 | 堺 孝司(SAKAI Koji) |
抄録 |
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架設後32年、塩害により補修・補強を施して13年を経たPC橋について、その主桁を切り出し各種非破壊試験および主桁静的載荷試験、解体調査等を行った。その結果以下に示す事項が確認された。①コンクリートは高強度であった。非破壊試験による推定値より高強度側となった。②自然電位・分極抵抗による非破壊試験結果と実際のPCケーブル腐食状況とはよい相関を示した。特に測定方法の違い(測定点の取り方)による明確な差はみられなかった。③PCケーブルの腐食の著しい箇所は、PC鋼線およびシースが完全に錆び、プレストレスがかかっていなかった。④載荷試験による桁の耐荷力は計算値より10%程上回ったが、ひずみ測定結果からは終局耐力に対する寄与はなかった。桁に接着された鋼板は、腐食は著しかったが、たわみを抑制した。 |
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