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発表 免震支承の低温時の挙動について

作成年度 1990年度
論文名 免震支承の低温時の挙動について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 建設省技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1990/11/06 ~ 1990/11/08
所属研究室/機関名 著者名(英名)
構造研究室小野 裕二(ONO Yuji)
構造研究室谷口 秀之(TANIGUCHI Hideyuki)
構造研究室今野 久志(KONNO Hisashi)
構造研究室中野 修(NAKANO Osamu)
抄録
橋梁用免震支承の低温下における挙動を把握することを目的として、2種類の実物大積層ゴム支承を用いて室内実験を行った。その結果、①温度変化による圧縮変形量、等価粘性減衰定数の変化はほとんどないこと ②-30℃の時と30℃の時の等価剛性の比は1.5以下でなければならないという「道路橋の免震設計法ガイドライン(案)」の規定を満足できない可能性が大であること ③LRBの等価剛性と等価粘性減衰定数の値は設計値と大きく異なり、ガイドライン(案)の計算式に問題があると思われること ④あるせん断変位量での等価剛性は、過去にそれ以上のせん断変位量を経験したか、しないかによって等価剛性が異なり、免震支承の設計値を確認するためにも支承メーカーが出荷時に最大変位量までのせん断試験を行う必要があること等がわかった。
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