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発表 高齢化社会における歩行者交通の特性と課題

作成年度 1990年度
論文名 高齢化社会における歩行者交通の特性と課題
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会土木計画学研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1990/11/21 ~ 1990/11/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
交通研究室高森 衛(TAKAMORI Mamoru)
交通研究室阿部 芳昭(ABE Yoshiaki)
抄録
札幌市内の国道にかかる歩道橋7箇所、地下歩道3箇所を対象に高齢者など歩行者の通行特性を調査したものである。4車線道路にかかる歩道橋を通行すると、横断歩道の3~5倍の通行時間を要し、利用者に大きな負担を強いていることがわかった。これが一因となって4人に1人が横断施設を利用しない現実につながっていると考えられる。歩行者は横断施設の必要性は認識しているものの、利用のさいは「面倒」「疲れる」「時間がかかる」とするものが多い。「歩行者を交通事故から守る」という横断施設本来の目的を達成するには、歩行者を横断施設に誘導する方策、利便性を考慮した垂直移動を含めた改善を図る必要がある。
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