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発表 トルシア形高力ボルトの導入軸力に関する研究

作成年度 1990年度
論文名 トルシア形高力ボルトの導入軸力に関する研究
論文名(和訳)
論文副題 温度および時間依存性について
発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1991/01/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
構造研究室金子 学(KANEKO Manabu)
構造研究室中野 修(NAKANO Osamu)
構造研究室小野 裕二(ONO Yuuji)
抄録
平成2年2月の「道路橋示方書・同解説」の改定に伴い、トルシア形高力ボルトが使用できることとなったが、これに関する規定は昭和58年に日本道路協会が定めたものと同じであり、低温域(氷点下)での温度依存性についての軸力の規定がなかったので、試験を実施することとした。[*]そこで、当研究室では低温域(-20℃~0℃)でのボルト軸力の計測を行い、温度依存性について調査すると同時に、軸力計ではボルト1本毎の軸力であり、実橋での使用条件と異なることから、実橋での軸力の時間依存性を把握するため、実橋での導入軸力を調査した。[*]その結果、常温時に比べて低温時の締付け軸力は低くなる傾向を示したが、そのバラツキは同程度であった。また、時間依存性については、経時変化とともに漸減することが確認された。
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