| 作成年度 | 1990年度 |
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| 論文名 | 日本の北部、北海道における化石的酸性硫酸塩土壌 |
| 論文名(和訳) | Fossil acid sulfate soils in Hokkaido,Northern Japan |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 1991/01/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 土壌保全研究室 | 沖田 良隆(OKITA Yoshitaka) |
| 土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
| 農業開発部長 | 斉藤 万之助(SAITO Mannosuke) |
| 抄録 |
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| 酸性硫酸塩土壌(充分酸化後のpHが3.5未満)は海成堆積物(沖積層、洪積層および第3紀層)と火山起源の熱水変性安山岩風化物で見いだされている。前者の大部分は地質時代に生成し、隆起後の大規模な切土により出現したもので化石的である。酸性硫酸塩土壌の硫黄化合物はパイライトの他にグレイジャイトのようである。海成の酸性硫酸塩土壌より火山性の物の方で硫黄含量の高いものが多い。いずれも還元による独特な呈色を示すが、同様な呈色をする全ての土層が酸性硫酸塩土壌に該当する訳ではない。同一地層内でも酸性硫酸性土壌の分布は不均一である。地質図幅により、海成の酸性硫酸塩土壌の存在の可能性は示唆されるが、確認調査が必要である。火山性の物の存在は地質図幅により確認されている場合が多い。 |
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