作成年度 | 1990年度 |
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論文名 | 北海道の地層の比抵抗検装置と透水性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1991/02/19 ~ 1991/02/21 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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局農業水産部農業計画課 | 中原 正幸(NAKAHARA Masayuki) |
地質研究室 | 寺岡 伸幸(TERAOKA Nobuyuki) |
地質研究室 | 根岸 正充(NEGISI Masamitsu) |
抄録 |
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北海道の丘陵地や山地における主にれっか水を採水対象とした水井戸の調査で求められた比抵抗検層値paや地層係数F、垂直探査による地層の比抵抗pと透水係数K、比湧出量SCの関係を求めた結果、次のことが明らかになった。北海道内では、良好な帯水層となり得るには鮮新世以後の地層でKが10-3~10-2(cm/sec)オーダー、SCが10(l/mim・m)以上である。このことを考慮するとpaが50~300(Ω・m)の地層が良好な帯水層といえる。また、pはpaよりやや大きく60~500(Ω・m)である。地質と対比してみると新第三紀中新世の泥岩、鮮新世および第四紀洪新世の未固結の地層は、FとKおよびSCの間に一定の傾向が認められ、Fが3~10の範囲でK≧10-3、SC≧10であり、良好な帯水層になっている。 |
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