作成年度 | 1990年度 |
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論文名 | ボーリング孔内における地下水の流向、流速測定 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1991/02/19 ~ 1991/02/21 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質研究室 | 伊藤 憲章(ITOH Noriaki) |
地質研究室 | 本舘 静吾(MOTODATE Seigo) |
地質研究室 | 根岸 正充(NEGISHI Masamitu) |
抄録 |
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地層の透水性を正確かつ簡易に求めるために、孔内地下水の流向流速測定を自然の動水勾配下で行った。流定に用いた装置は水中に存在する微粒子の働きを測定し、流向流速を求めるものである。室内試験で当装置の測定精度と使用上の問題点を明らかにし、現場における測定を行った。ダムサイトのボーリングや深層地下水調査における井戸の現場測定では、FEMやポイント・ダイルーション法で求めた流速より2~3倍速い流速が求められた。しかし、速度の大小は揚水試験などの他の方法で求めた透水係数の大小と整合している。従って、実流速を求めるには問題があるが、地層の透水性の大小を判断する相対的な流速ならば測定できることがわかった。また、センサーの両端のパッカーの改良により、より実流速に近い値を測定できることが判明した |
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