作成年度 | 1991年度 |
---|---|
論文名 | 排水不良畑の土壌の性状 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本土壌肥料学会名古屋大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1991/04/02 ~ 1991/04/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
抄録 |
---|
表面滞水を生じ易い普通畑(灰色低地土)と牧草畑(低位泥炭土)で、微地形測量と土壌調査を行い、排水不良要因を検討した。1)灰色低地土では、排水不良地は凹に分布した。そこでは、凸地に分布する排水良好地に比べ、作土直下の粗粒質な火山灰層が薄かった。作土の透水係数はいずれも10-7cm/secオーダで下層土よりも低かった。2)小明渠で区画された低位泥炭土圃場(100m×300m)では、凹地形を呈し、表面滞水の原因となっていた。排水良好地では排水不良地よりも暗渠埋戻し部の粗孔隙量が少なく、作土層の容種重は大きかった。3)表面滞水を解消する表面地形の改造と、暗渠埋戻し部の粗孔隙量を確保し、そこからの排水を促進することが、排水改良に有効と考えられた。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |