作成年度 | 1991年度 |
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論文名 | 火山灰牧草地における人工降雨によるスラリー成分の流出試験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本土壌肥料学会名古屋大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1991/04/02 ~ 1991/04/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 宍戸 信貞(SHISHIDO Nobusada) |
土壌保全研究室 | 小林 信也(KOBAYASHI Nobuya) |
土壌保全研究室 | 斉藤 万之助(SAITO Mannosuke) |
土壌保全研究室 | 高宮 信章(TAKAMIYA Nobuaki) |
抄録 |
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スラリーの散布された火山灰草地において、牧草繁茂時と刈取り後に、人工降雨によってスラリー成分の流出特性を検討した。結果、土壌調査の結果、3年間のスラリー散布では土壌の肥沃化は認められないか、ごく表層に限られた。6月の人工降雨試験では、最終浸透能は5~26mm/h、限界降雨強度が5mm/h、となった。9月には最終浸透能及び限界降雨強度はそれぞれ1~3mm/h、約2mm/hで6月よりかなり低下した。また、6月に比べ9月には流出水の発生が早く、流出率は大きくなり、牧草の成育状態の影響が認められた。6月の試験では、スラリー散布の影響は明らかでなく、また、傾斜による差異も判然としなかった。9月は無散布地でも6月よりやや高い濃度であり、とくにスラリー散布地では流出開始時にはきわめて高濃度であった。 |
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