作成年度 | 1991年度 |
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論文名 | 改良山成畑土壌の理化学性および微生物性の経時変化 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本土壌肥料学会名古屋大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1991/04/02 ~ 1991/04/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 斉藤 万之助(SAITO Mannosuke) |
北海道原子力環境センター | 成田 保三郎(NARITA Hosaburo) |
土壌保全研究室 | 沖田 良隆(OKITA Yoshitaka) |
抄録 |
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改良山成工による農地造成は大規模な切盛土や表土扱いを伴うため、造成後の土壌の性状は大きく変化する。しかし、その後の熟畑化は明らかでない。酸性褐色森林土からなる造成年次の異なる改良山成畑で土壌断面、一般理化学性や微生物性を未耕地、山成畑を対照に調査した。その結果、作土層の構造は経済的に若干改良される傾向にあるが、下層の構造発達は微弱であった。山成畑、改良山成畑の作土の酸性矯正の効果が認められ、腐植含量は未耕地>山成畑>改良山成畑であった。腐植酸の形態はB型に属し経時変化はない。改良山成畑の表層の熟畑化は微生物的には造成6年経過するとかなり進行しているが、下層土では変化はなかった。以上、改良山成畑の作土の性状は年々向上するが下層では変化がなく、これには膨軟化、構造安定化が必要である。 |
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