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発表 海氷による波浪の減衰に関する一考察

作成年度 1991年度
論文名 海氷による波浪の減衰に関する一考察
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会海洋開発シンポジウム
誌名(No./号数)
発表年月日 1991/06/20 ~ 1991/06/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
本局港湾部長内 戦治(OSANAI Senji)
本局空港課平沢 充成(HIRASARA Mitsunari)
港湾研究室谷野 賢二(YANO Kenji)
港湾研究室水野 雄三(MIZUNO Yuzo)
抄録
波浪が流氷帯を通過する時、流氷の密接度、流氷塊の大きさ・厚さ、氷深等により波の特性に種々の影響を受けるため、水理模型実験により模擬氷を用いて波高の減衰効果を検討したものである。実験から得られた結論は次のとおりである。[*]①複数氷盤からの伝達率はexp(-α・氷域長/波長)で表現できる。ここでαは、密接度氷盤長、氷盤厚等に関する係数である。[*]②一枚の氷盤長の長い氷盤からの伝達率は、複数氷盤からの伝達率よりも大きく、ほぼ上限値付近に分布している。[*]③透過波の周波数特性は、ピーク周波数より高周波数領域での減衰が大きい。
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