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発表 渇水持続曲線によるダムの低水管理

作成年度 1991年度
論文名 渇水持続曲線によるダムの低水管理
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会年次学術講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 1991/09/17 ~ 1991/09/19
所属研究室/機関名 著者名(英名)
旭川開発建設部平野 道夫(HIRANO Michio)
環境研究室渡辺 和好(WATANABE Kazuyoshi)
本局技術開発室許士 達広(YURUSHI Tatsuhiro)
建設技術研究所下田 明(SHIMODA Akira)
抄録
ダムの利水運用について竹内らによる渇水持続曲線の有効性が確認されているが、以下の様な問題がある。①ダムの利水容量が定められた場合の最適DDCルールカーブの描き方を定める必要がある。②貯水池が満水に近く結果的に渇水に程遠い場合でも、確保容量をわれば節水してしまう。③節水運用時以外にも無効放流を減少させるなどの低水全体の効果的な運用ルールが必要である。以上について検討を行った結果、節水空振りの問題については段階渇水持続曲線を用いる方向で検討し、無効放流を減少させるためには空容量の確率値のラインを描く方法を考えた。DDCルールカーブの最適確率年については利水安全度指標により判断されるが、主として水需要構造により決定されるものであり、今後さらに検討を行っていく。
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