作成年度 | 1991年度 |
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論文名 | 降雪時における吹雪濃度の垂直分布 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本雪氷学会全国大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1991/10/28 ~ 1991/10/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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道路部長 | 竹内 政夫(TAKEUCHI Masao) |
防災雪氷研究室 | 松澤 勝(MATSUZAWA Masaru) |
抄録 |
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降雪を伴う吹雪時において降雪量を正しく実測するのは難しい。そこで、解析的に降雪量を求める方法を試みた。まず、降雪があるという条件のもとで、拡散の方程式を解いた。雪片の落下速度をW、降雪量をPとして、その結果を両対数のグラフに表すと、P/Wに漸近する曲線となった。すなわちグラフから降雪量を求めることが可能であるといえる。しかし、今まで漸近線が引けるような高さでの測定はなされていない。そこで、次に、吹雪濃度の実測値を拡散の方程式の解に代入することによって、降雪量を求めてみた。その結果、妥当な値を得ることができた。したがって、実測値のグラフからでは、漸近線が引けない場合でも、この方法を用いることによって、降雪量を求めることができるといえる。 |
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