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発表 寒冷地圏域海域における沿岸環境保全に関する研究

作成年度 1991年度
論文名 寒冷地圏域海域における沿岸環境保全に関する研究
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1992/01/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
水産工学研究所武内 智行(TAKEDA Tomoyuki)
水産土木研究室佐藤 仁 (SATOH Jin)
函館開発建設部上西 隆広(UENISHI Takahiro)
水産土木研究室大森 康弘(OHMORI Yasuhiro)
水産土木研究室前田 順一(MAEDA Jyunichi)
抄録
1991年9月に十勝沿岸海域の3地域(大津、浜大樹、広尾)における潮流、鉛直水温分布、水質、底質に関する調査および十勝沿岸に存在する3ヶ所の湖沼において、水位観測と水質、底質調査を実施した。上記調査から得られた主要な結果は、次のとおりである。1)海表面における流れの卓越流向は、等水探線沿いである。2)流れと表面水温の卓越した変化は、潮汐に起因している。3)表面水温と底層水温の鉛直温度差は、荒天時に非常に小さくなる。4)十勝沿岸海域の水質に及ぼす十勝川の影響は、大津海域が最も大きい。5)沿岸湖沼の湖口が開口したとき、十勝沿岸海域の水質に及ぼす影響は十勝川とほぼ同等である。
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