作成年度 | 1991年度 |
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論文名 | 現場溶接で発生する応力度に関する報告 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1992/02/07 ~ 1992/02/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造研究室 | 中野 修(NAKANO Osamu) |
構造研究室 | 城ヶ端 政次(JEOGAHATA Masatsugu) |
構造研究室 | 山内 敏夫(YAMAUCHI Toshio) |
構造研究室 | 城野 忠幸(SHIRONO Tadayuki) |
抄録 |
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現場における溶接施工は、工場におけるそれと比べ環境条件が非常に厳しいものとなるが、特に供用中の橋梁で行う溶接であればなおさらである。この環境条件の悪化による溶接性の低下はアンダーカットやブローホール等の溶接欠陥や残留応力の発生を招くことになる。[*]今回の計測では、赤岩大橋において溶接温度と残留応力の測定を行った。その結果、溶接温度は、理論近似式とよく一致し現場溶接においても有用であることがわかった。また、残留応力は、溶接線近傍のみに発生し、その影響は、熱源までの距離が支配的であり、かつその範囲は限定的であることがわかった。従って、溶接によって生じる残留応力度が、橋梁の耐荷物力に大きく影響するとは考えられないことがわかった。 |
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