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発表 樹種と地域による防災林の生育状況の違い

作成年度 1991年度
論文名 樹種と地域による防災林の生育状況の違い
論文名(和訳)
論文副題
発表会 北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1992/02/25 ~ 1992/02/27
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室野竹 俊雄(NOTAKE Toshio)
防災雪氷研究室石本 敬志(ISHIMOTO Keishi)
抄録
北海道における冬期交通止の主な要因は、吹雪による吹きだまり及び視程障害である。その対策の一つとして道路防雪林があり、樹種はトドマツ・アカエゾマツ・ヨーロッパトウヒなどの針葉樹が主である。しかし樹種や地域による生育状況は不明の点が多い。今回の既設鉄道防雪林、耕地防風林生育状況調査結果より、樹種別の生長はヨーロッパトウヒ、トドマツ、アカエゾマツの順で、地域別生長はトドマツ、アカエゾマツでは道北、道東(オホーツク沿岸)地域が良く、道央、道南、道東(太平洋沿岸)地域はやや劣り、ヨーロッパトウヒはあまり地域差は見られなかった。また樹冠閉鎖林齢は苗間幅2mで約8年~13年程度を要し、ヨーロッパトウヒは早いが、トドマツ、アカエゾマツには有意な差は見られないことが明らかになった。
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