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発表 雪崩防止用吊柵作用する雪圧の計測結果について

作成年度 1991年度
論文名 雪崩防止用吊柵作用する雪圧の計測結果について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1992/02/25 ~ 1992/02/27
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室女池 高啓(MEIKE Takahiro)
防災雪氷研究室黒川 国夫(KUROKAWA Kunio)
抄録
雪崩予防柵には、斜面上に積もった雪によって雪圧が作用し、その大きさはスイスの示方書に準拠して算出している。これまで、北海道の気象や地形はスイスと似ているところから、雪崩予防柵に作用する雪圧の大きさは、スイスの示方書による計算値と近似すると考えられていた。[*]しかし、豪雪地域である一般国道275号幌加内町朱鞠内湖畔、および一般国道230号札幌市中山峠の切土斜面2箇所において、吊柵に作用する雪圧を3年間経時的に計測した結果は、スイスの示方書による計算値と異なり小さい値を示した。また、雪圧は降雪に伴って経時的に増加傾向を示し、その大きさは、柵間の雪ブロックが斜面をすべって動きだそうとする瞬間の摩擦係数を用いて、その増加を計算できることが明らかになった。
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