国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 排水不良畑の地形および土壌とその改善

作成年度 1991年度
論文名 排水不良畑の地形および土壌とその改善
論文名(和訳)
論文副題
発表会 北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1992/02/25 ~ 1992/02/27
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土壌保全研究室石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo)
帯広開発建設部横堀 将(YOKOHORI Masashi)
釧路開発建設部高田 敏彦(TAKADA Toshihiko)
抄録
表面堪水を生じ易い普通畑(灰色低地土)と牧草畑(低位泥炭土)で、微地形測量と土壌調査を行い、排水不良要因を検討し、その改善策を提案した。1)灰色低地土では、排水不良は凹地に分布した。そこでは凸地に分布する排水良好地に比べ、作土直下の粗粒質な火土灰層が薄かった。作土の透水係数は10-7cm/secオーダで下層土よりも低かった。2)小明渠で区画された低位泥炭土圃場(100×300m)では凹地形を呈し、表面堪水の原因となっていた。排水良好地の埋戻し部の粗孔隙量は排水不良地よりも多く、透水係数も高かった。3)表面堪水を解消する表面地形の改造と、暗渠埋戻し部の粗孔隙量も永続的に確保する埋戻し処理(礫、貝殻あるいは砂を用いた埋戻し)が、排水改良に有効と考えられた。
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