作成年度 | 1991年度 |
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論文名 | 熱収支法による蒸発散量について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 中札内での観測例 |
発表会 | 北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1992/02/25 ~ 1992/02/27 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 小林 信也(KOBAYASHI Nobuya) |
抄録 |
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熱収支法による蒸発散量(ET)、テンシオメータによる土壌水分消費量(WL)及び可能蒸発散量(PE)を観測した。観測期間中7~10日おきに降雨があり、土壌が過乾や過湿にならなかった7月中旬~8月中旬は、Rn(純放射)が350~400ey/cm2・日である。le(潜熱伝達量)はRnの50~60%を占め、一方H(顕熱伝達量)は40%弱である。曇天日や土壌の湿潤な日にleの割合が高くなる傾向にある。熱収支項と日射量の5ヶ年の平均値(日量)は、日射量、Rn、ET及びPEは6月に最大を示し、その後減少している。土壌が乾燥している5~6月に、PE>ETで、ET/Rnの値が小さい。一方7月以降PE=ETであり、また、ET/Rnも70%を超えている。ETとWLの関係は土壌が湿潤状態ではET |
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