作成年度 | 1991年度 |
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論文名 | AEによる岩盤急斜面の挙動計測 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1992/02/25 ~ 1992/02/27 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質研究室 | 根岸 正充(NEGISHI Masamitsu) |
地質研究室 | 伊藤 憲章(ITO Noriaki) |
地質研究室 | 佐藤 孝司(SATO Koji) |
抄録 |
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AE(アコースティック・エミッション)を用いた岩盤挙動計測及び室内におけるAEの岩石試験を実施した。岩盤斜面の挙動計測は長大な柱状節理が発達し巨大な函型谷地形を形成する上川町層雲峡の熔結凝灰岩で実施した。その結果以下のことなどを明らかにした。[*]層雲峡の熔結凝灰岩の岩盤急斜面で年間に発生するAEの月別発生頻度は当地域の過去の月別の落石、崩壊実績と全体的にみると良く対応し、両者とも5~11月に多く、岩盤の凍結している12~4月は少ない。またAEイベントの発生時系列頻度分布から崩壊を30分から1時間前には予測出来る可能性がある。ひとつのAEセンサーで20~40m程度の範囲のAEを捕捉し、斜面の挙動を評価出来る。 |
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